電子契約サービス比較5選|中小企業向けおすすめを目的別に解説

ペーパーレス

「契約書の押印・郵送のやり取りに時間がかかっている」「テレワーク中に契約書の処理で出社が必要になっている」という経営者・総務担当の方に向けて、電子契約サービスの主要5選を比較します。

電子契約とは?

電子契約とは、紙と印鑑の代わりに電子署名を使って契約を締結する方法です。法律上(電子署名法)、適切な電子署名は紙の契約書と同等の効力を持ちます。

主なメリットは以下の通りです。

  • 契約締結までの時間が数日→数時間に短縮される
  • 郵送費・印紙代・保管コストが不要になる
  • テレワーク中でも契約処理が完結する
  • 契約書の検索・管理が楽になる

選ぶ前に確認したい3つのポイント

ポイント1:取引先が使いやすいか

取引先がアカウント登録なしで署名できるかどうかは重要です。相手に負担をかけると、電子契約への切り替えに協力してもらいにくくなります。

ポイント2:自社に必要な機能が揃っているか

契約書の作成・送付・署名・保管・検索など、どの機能が必要かを整理してから選びましょう。

ポイント3:法的有効性への対応

日本の法律に対応した電子署名方式かどうかを確認します。主要なサービスはすべて対応していますが、念のため確認しましょう。

電子契約サービス5選 一覧比較

サービス名月額料金目安取引先のアカウント向いている会社
クラウドサイン月額10,000円〜※不要国内取引が中心
DocuSign月約3,600円〜/人※不要海外取引がある会社
GMOサイン月額9,680円〜※不要コスパ重視の中小企業
Adobe Acrobat Sign月約1,780円〜/人※不要Adobe製品利用中
freeeサイン月額11,000円〜※不要freee利用中の会社
ベクターサイン無料〜不要小規模・初めて導入する会社

※料金はすべて目安。プラン・人数・キャンペーンにより変動。最新料金は各公式サイトでご確認ください。

各サービスの特徴

クラウドサイン(国内シェアNo.1クラス)

弁護士ドットコムが提供する国内最大手の電子契約サービスです。

国内の法的要件に対応しており、取引先への普及率も高いため、「相手もクラウドサインを使っている」というケースが多いです。操作がシンプルで、ITに不慣れな担当者でも使いやすいです。

向いている点: 国内普及率が高い/操作がシンプル/法的信頼性が高い

注意点: 海外取引には別サービスの方が向く場合も

GMOサイン

コストパフォーマンスが高く、中小企業での導入が増えているサービスです。

基本的な電子署名機能が揃っており、月額費用を抑えながら電子契約を始めたい会社に向いています。

向いている点: コスパが良い/国内法的要件に対応/操作がシンプル

注意点: 高度なワークフロー機能は他社より少ない

DocuSign

世界180カ国以上で使われている電子契約の国際標準サービスです。

海外の取引先との契約が多い会社に向いています。多言語対応で、グローバルな取引に最も信頼性が高いです。

向いている点: 海外取引に最適/多言語対応/世界標準の信頼性

注意点: 国内中小企業には過剰な機能が多い場合も

Adobe Acrobat Sign

PDFの作成・編集で広く使われるAdobeが提供する電子署名サービスです。

Adobe Acrobatをすでに使っている会社には、シームレスに連携できます。

向いている点: Adobe製品との連携が強い/PDFワークフローと相性が良い

注意点: Adobeを使っていない会社にはメリットが薄い

freeeサイン

クラウド会計のfreeeが提供する電子契約サービスです。

freee会計・freee人事労務を使っている会社には、データ連携がスムーズです。

向いている点: freeeシリーズとの連携が強い

注意点: freee以外のユーザーにはメリットが薄い

ベクターサイン|0円から始められるシンプルな電子契約

料金目安:無料プランあり(公式サイトで要確認)

株式会社ベクターホールディングスが提供する電子契約サービスです。
無料から始められるため、電子契約を初めて導入する中小企業にも
試しやすい点が特徴です。操作画面がシンプルで、ITに不慣れな
担当者でも迷わず使えます。

向いている点
・コストをかけずにまず試してみたい
・操作をシンプルに保ちたい
・中小規模の契約件数に対応したい

注意点
・大規模な契約管理や高度なワークフローが必要な場合は
 上位プランまたは他サービスの検討を

→ ベクターサインの公式サイトはこちら

目的別:どれを選べばいいか

  • 「まず国内取引から電子契約を始めたい」→ クラウドサイン が最も使いやすい
  • 「コストを抑えながら始めたい」→ GMOサイン がコスパ良好
  • 「海外取引先との契約が多い」→ DocuSign が国際標準で最適
  • 「freeeを使っており、連携を統一したい」→ freeeサイン がスムーズ

まとめ

  • 電子契約は紙と印鑑の代わりに電子署名を使う方法で、法的に有効
  • 国内取引が中心なら国内普及率が高いクラウドサインが使いやすい
  • コストを抑えたい場合はGMOサインがコスパ良好
  • 取引先がアカウントなしで署名できるかどうかは、導入時の重要な確認点
  • まず無料トライアルで取引先と試してから本格導入を決めるのがおすすめ

ペーパーレス化全般については、ペーパーレス化の解説記事もあわせてご覧ください。

※本記事の料金・機能情報は執筆時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

IT導入補助金に対応した電子契約サービスをお探しの方は、 KANBEI SIGNもあわせてご確認ください。

電子契約の導入と合わせて、社内全体のペーパーレス化を進めたい方は「脱ハンコ・脱FAXの進め方」「請求書をペーパーレス化する方法」もご覧ください。

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