「勤怠管理をエクセルから切り替えたいけれど、どのシステムを選べばいいかわからない」という担当者の方に向けて、中小企業に向いている5つのシステムを比較します。
一覧比較
| サービス名 | 月額費用目安 | 打刻方法 | 給与連携 | 向いている会社 |
|---|---|---|---|---|
| KING OF TIME | 1人200円〜※ | IC・顔認証・スマホ | 豊富 | 多様な打刻を求める会社 |
| ジョブカン | 1人200円〜※ | スマホ・PC・IC | あり | コスパ重視の中小企業 |
| マネーフォワード勤怠 | プランにより※ | スマホ・PC | MF給与と連携 | MF会計ユーザー |
| freee人事労務 | プランにより※ | スマホ・PC | freeeと連携 | freee会計ユーザー |
| Touch On Time | 1人300円〜※ | 指静脈・IC・スマホ | あり | セキュリティ重視の会社 |
※料金はすべて目安。プラン・人数・税込税抜により変動。最新料金は各公式サイトでご確認ください。
【編集部より】5社を並べてみると、実は最初の選定基準は「機能の豊富さ」ではなく「今使っている会計・給与ソフト」であるケースがほとんどです。MF会計を使っているならマネーフォワード クラウド勤怠、freee会計ならfreee人事労務、というように、既存ソフトとの連携を優先すると選択肢が自然と絞られます。逆に会計ソフトを特に使っていない、あるいはこれから見直す場合は、KING OF TIMEかジョブカンのどちらかで検討するケースが多いです。
各システムの特徴
KING OF TIME(シェアNo.1クラス・導入実績が豊富)
打刻方法の選択肢が最も多く、大規模から中小企業まで幅広く使われているシステムです。
- 費用目安:1人あたり月200円〜(公式サイトで要確認)
- 無料トライアル:30日間
向いている点: 打刻方法の選択肢が多い/給与ソフト連携が豊富/サポートが充実
注意点: 機能が多く設定に時間がかかることも
【編集部より】KING OF TIMEは打刻方法の選択肢の多さが強みですが、実際に導入企業から聞くのは「多機能すぎて最初の設定に時間がかかった」という声です。逆に言えば、多店舗展開していて打刻方法を拠点ごとに変えたい、といった複雑な要件がある会社ほど、この柔軟性が活きてきます。シンプルな運用で十分な会社には、機能を持て余してしまう可能性もあります。
ジョブカン勤怠管理
コストパフォーマンスが高く、必要な機能を選んで使えるシンプルな設計です。
- 費用目安:1人あたり月200円〜(公式サイトで要確認)
- 無料トライアル:30日間
向いている点: 必要な機能だけ選べる/画面がシンプルで覚えやすい
注意点: 機能を追加するほど費用が増える
【編集部より】ジョブカンの「機能を追加するほど費用が増える」という注意点は、裏を返せば必要な機能だけ選んで無駄なく始められるということでもあります。まずは打刻・集計の基本機能だけで契約し、運用しながら有給管理や残業アラートなどを追加していく、という段階的な導入の仕方ができるのがこのサービスの特徴です。
マネーフォワード クラウド勤怠
マネーフォワードの会計・給与と一括管理できるのが最大の強みです。
向いている点: MF会計・給与との連携がスムーズ
注意点: MF以外のサービスとの連携は別途確認が必要
freee人事労務
freee会計ユーザーが勤怠・給与まで一元管理するための選択肢です。
向いている点: freee会計との連携が完全/社会保険・雇用保険の手続きも対応
注意点: freee以外の会計ソフトユーザーにはメリットが薄い
Touch On Time
指静脈認証など高セキュリティな打刻に対応した、なりすまし防止重視のシステムです。
- 費用目安:1人あたり月300円〜(公式サイトで要確認)
向いている点: なりすまし打刻を防げる/セキュリティ重視の業種に向く
注意点: 専用端末が必要でコストがやや高め
【編集部より】Touch On Timeの指静脈認証は、なりすまし打刻対策として最も確実性が高い方式です。ただし専用端末の導入コストがかかるため、工場や店舗など「打刻の不正が実際に問題になったことがある」業種以外では、費用対効果の面でオーバースペックになることもあります。まずは他のシステムのGPS打刻機能で様子を見て、それでも不正が防げない場合の次の手として検討するのが現実的です。
目的別:どれを選べばいいか
- 「とにかく安く、シンプルに始めたい」→ ジョブカン勤怠管理
- 「打刻方法の選択肢を多く持ちたい」→ KING OF TIME
- 「マネーフォワード会計をすでに使っている」→ マネーフォワード クラウド勤怠
- 「freee会計をメインで使っており、人事労務も一元管理したい」→ freee人事労務
- 「なりすまし打刻を防ぎたい」→ Touch On Time
【編集部より】最終的な決め手として多いのは、価格や機能の差よりも「無料トライアルを実際の運用フローで試してみた結果」です。特に打刻方法は現場スタッフの慣れが定着率を大きく左右するため、資料上のスペック比較だけで決めず、実際に1〜2週間試してから本契約するという進め方をおすすめします。
まとめ
- すでにクラウド会計ソフトを使っているなら、同じシリーズの勤怠管理が連携面で有利
- コストを抑えたい場合はジョブカン、打刻の選択肢を重視するならKING OF TIMEが候補
- どのサービスも無料トライアルがあるので、実際に試してから決めるのがおすすめ
※本記事の料金・機能情報は執筆時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

